末日聖徒イエス・キリスト教会は、2月4日午前11時(米国山岳部標準時)の記者会見において、トーマス・S・モンソンが末日聖徒イエス・キリスト教会の第16代大管長に聖任されたことを発表しました。モンソン大管長の顧問にはヘンリー・B・アイリングとディーター・F・ウークトドルフが就任しました。尚、この会見はユタ州ソルトレークシティーにある教会本部ビルのロビーにある救い主の壁画の前で行われました。

モンソン大管長は、受けた召しに対して今どのようなことを感じているかというレポーターの質問に答え、預言者としての新しい責任の実感が湧いてきたとき、ひざまずいて祈り、主が自分に先だって導き、右にも左にもいてくださるように、また天の御使いも前に立って助けてくれるように祈ったと答えました。

またモンソン大管長は新しく召された2人の顧問について、「精力的で革新的な働き手で、主にすべてを捧げる人たち」だと述べました。また教会の方向性について急激な変化はないと指摘し、「時折、手続きやプログラムは調整されることがあっても、教義は不変」であると加え、たゆまず善を行われた救い主に従うことに教会員が焦点を合わせるようにとも述べました。

アイリング長老は新しい大管長会の第一顧問として召されたことに対して、謙遜になると同時に名誉なことだと語りました。ウークトドルフ長老は第二顧問として仕えることに関して、この召しが神から来たものであることを認め、「よろこびつつも圧倒されている」と答えました。モンソン大管長の手腕について、「私はモンソン大管長が一つのことに集中するのも、大陸をつなげるのも見てきました。」と述べました。二人の顧問は共にモンソン大管長を支持することを誓い、地上での主の業を推し進める決意を表明しました。

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